ブログパーツ Twitter

« 人工股関節を入れる手術を受けました(前編) | トップページ | 飛び出せ! 2019 »

2018.12.21

人工股関節を入れる手術を受けました(後編)


前編のあらすじ
2017年9月に突然の左股関節の痛みと高熱で急遽入院。
約2ヶ月の入院で高熱の方は治癒したものの2本杖歩行となってしまう。
翌年の5月ごろには痛みも消え、杖なし歩行も近いと思われたのだが...。
再びぶり返した痛みに人工股関節手術を考えるも、長期透析の影響のため手術にリスクがあるとして大学病院を紹介される。
紹介された大学病院で説明を受け、いよいよ10月終盤の手術に向かって動き出した...。

 
入院までにはいろいろあったのですが、まあそれは割愛させていただきます。
 
2018年10月終盤に大学病院に入院。
入院翌週に手術。
手術当日のAM0時から絶食。AM7時からは飲むのもダメ。
AM9時ごろに病室を出て手術室へ。
 
→→→ (手術中) →→→
 
4時間半ほどの予定でしたが、いくらか伸びました。
手術後は集中治療室へ。そのまま一泊。
(直後は絶食絶飲。PM9時前にようやく水をひと口飲む。)



・第1週
術後1日め。朝から食事あり(全粥)。痛みもなく状態がよさそうだったので昼過ぎに病室へ。痛み止めの点滴終了。夜に微熱。
 
術後2日め。朝食後に38℃台の熱。酸素量モニターを外す。鼠径部のドレンを抜く。ベッドと車椅子とを移動する練習。リハビリ担当の先生が病室に来て日常生活におけるいろいろな動作についての説明をしてくれる。トイレ(大)が詰まったようになって全然出ないので寝る前に下剤をもらう。日中は微熱だったのに夜に再び38℃の熱が出る。
 
術後3日め。下剤の効果か便がようやく出た、食事が普通に戻る。リハビリ室でリハビリ開始。歩行器を使って歩く。手術部位に痛みはないが、左太もも前面にかなりの筋肉痛があって歩きづらい。自分の脚じゃないような違和感はなし。夜に熱が38℃を超える。
 
術後4日め。歩行器を使ってリハビリ室を2周。病室内の移動も車椅子から歩行器へ。この調子ならリハビリ病院への転院はせず自宅へ直接帰れそうとのこと。夕方に微熱。



・第2週
術後7日め。リハビリとして歩行器で病棟内1周を休憩をはさんで2回。病棟内の談話スペースまでなら介助者なしの歩行器でOKの許可をもらう。左太ももの筋肉痛対策としてマッサージを教えてもらう(揉むのではなく押さえる感じ)。
 
術後9日め。リハビリ室から出て歩行器で廊下(片道70m)を往復(途中何度か休憩あり)。
 
術後10日め。病棟内なら介助者なしの歩行器でOKの許可をもらう。
 
術後11日め。リハビリとして歩行器で病棟内を連続2周。リハビリ時以外も歩行器でのノルマを課せられる(1日に病棟1周を3〜5回)。



・第3週
術後14日め。抜糸。リハビリ室で杖2本を使って歩く。杖は松葉杖ではなくT字の持ち手があるタイプ。
 
術後15日め。来週中の退院を目指すことに。リハビリ室で2本杖歩行10mにかかる時間を測る。普通に歩いて26秒。早足で歩いて23秒。手術前の半分以下のタイムに。1本杖歩行も開始。
 
術後16日め。リハビリとして杖で病棟内廊下を歩く。2本杖と1本杖。術後初シャワー。リハビリ時以外の歩行器ノルマで左足甲に痛みが。ノルマは中止。左足甲の痛みが出ないようにするため以後リハビリの強度を落とす。用具を使って靴下を履く練習。
 
術後17日め。退院日が決まる。
 
術後18日め。リハビリとして病棟内廊下を1本杖で歩く(途中2,3度休憩あり)。
 
術後19日め。退院後の生活のためにリハビリで以下の3つを練習。
・階段の昇降
・病院の外の歩道を2本杖で歩く ※病院内のような「真っ平ら」でない道を歩く練習として。
・横になった状態からの起き上がりと起きた状態からの横たわり



・第4週
術後22日め。リハビリとして外の多少凸凹のある道を2本杖で歩く。リハビリ室で総仕上げとして2本杖歩行10mにかかる時間を測る。早足で歩いて18秒。
 
術後23日め。退院。左足甲の痛みがまだ残っているので安全を考えて2本杖で。リハビリ病院へ転院することなく直接自宅へ帰れた。



手術前に一番恐れていたのは「痛み」でしたが、幸いにも手術直後にちょっとあっただけで、「痛みがある」と訴えたら即対処してもらえました。
※痛みの出方は人によって全然違うようです。次第に減っていく方や、強い痛みが続いていたのにある日突然痛みが消える方とかがおられるとか。
 
また脚に人工物を入れるので、事前に「自分の脚じゃないような感覚がするかも」とも言われていましたが、こちらもありませんでした。
※この感覚は起きたとしても時が経てば消えていくそうです。
 
大腿骨についている筋肉が剥がれる恐れがあるそうで、術後3ヶ月は動作にいくつか「やってはいけないこと」ができます。
何例か挙げておきます。
 
・手術した側の脚で踏ん張ること。
・手術した側を下にして横になること。
・うつ伏せになること。
・座ったときなどに上体を前かがみにすること。
・手術した側の太ももを内側にひねること。
・手術した側の股関節を内側に曲げること。
などなど。
※いくつかの動作は術後3ヶ月以降になっても注意が必要です。
 
最もこわいのは「脱臼」と「骨折」ですね。
 
脱臼については股関節を動かす方向によって脱臼のしやすさに差があります。なのでそのあたりを注意しなければなりません。
※先に書いた「やってはいけないこと」は脱臼にも関係してくるものが。
 
骨折については、大腿骨内に金属製の棒が入っているので、棒が入っている部分と入ってない部分の強度に差があり、もし転倒したりするとその境から骨折する可能性が高いです。



現在は以前外来リハビリに通っていた病院に、また外来リハビリに通っています。
(私の回復ぶりを皆さん喜んでくださいました。)
 
そこの病院で2本杖歩行10mにかかる時間を測りましたが、普通に歩いて18秒台でした。なので「早足で歩いて18秒」だった退院直前よりも進歩しています。
ただ「2車線の横断歩道を渡ることを考えると12秒くらいになっておくことが必要」だそうです。頑張らないと。
 
この記事を書いている時点で手術からほぼ2ヶ月ですが、日常生活の7〜8割程度は1本杖です。起床直後など不安定な場合には2本杖を使用しています。
2〜3m程度なら杖なしでも歩けます(結構よたよただけど)。
 
先日手術を受けた病院を退院後初めて受診したのですが、「順調」と言って頂きました。
 
私自身も退院後、日が経つにつれて歩くのが楽になっていくように感じています。
 
来年1月の後半に受診の予約が入っているのですが、その時は病院まで電車を使って行けたらいいなと希望しています。
(自宅から結構遠いこともあり、これまではずっとタクシーを利用していました。)
 
順調なようで何よりなのですが、私は結構調子に乗って失敗するタイプなので、調子に乗りすぎて脱臼・骨折などといったことにならないように注意するようにしているつもりです。
 
さあ、来年こそは「完全杖なし歩行」を達成するぞ!


結論: この記事が人工股関節手術を考えている方々の役に少しでもなれたらいいな

« 人工股関節を入れる手術を受けました(前編) | トップページ | 飛び出せ! 2019 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 人工股関節を入れる手術を受けました(前編) | トップページ | 飛び出せ! 2019 »

2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

お気に入り

無料ブログはココログ