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2016.08.03

入院記 その4

(前回のあらすじ)
外科から首の手術 OK のお墨付きをもらい、すぐに整形外科を受診し手術日程も決定。
手術は予定より長時間かかったが無事成功。
術後の食事から米飯が出たことにびっくりしたがベッド上で食べさせてもらう。
少しでも飲み込みやすくしようとベッドを起こす角度を大きくしていくが、それが大騒動を巻き起こすことになろうとは...





それが最初に起きたのは7月2日(土)。昼食時。
確か自力で食べることに挑戦していたときだったので、そばに看護師さんはいなかったはず。
 
少しでも飲み込みやすくしようとベッドの上半身部分をこれまでにない角度にまで立てたのが、今思えば良くなかったのかも。
 
食事中に突然、舌がうまく動かないような症状が現れたのです。
 
すぐに食事を中断し少し休憩。断続的に食事を続けるも舌がひきつるような症状が出て断念。



そしてその日の夕食時。
 
両親が見舞いに来てくれていたこともあって、夕食は両親に食べさせてもらうことに。
 
ベッドの角度ですが、昼食時よりさらに立てた状態にしていました。
 
食事を始めて最初の数分はどうもなかったので「昼食時の症状は一過性のものだったんだ」とホッとしていました。
 
ところが次第に同じように舌が動かしにくい感覚が。
 
そして再び、というか昼食時を上回る強さで舌が痙攣を起こしたかのように喉の奥へと引き込まれるような症状が起こったのです。
 
当然ものは食べられませんし、呼吸するにも妨げを感じるような結構苦しい症状。
 
ただちにナースコールで看護師さんが呼ばれましたが、看護師がどうにかできるような症状ではありません。
 
医師の判断が必要ですがその日は土曜日。
(大抵の病院は土日は休診ですよね。)
 
日中ならまだしも、夕方となれば多くの医師は病院内にいません。
(当直の医師とかはいますが、専門外の症状だと大したことはできない。)
なんとタイミングの悪いことか(※2回め)。
 
看護師さんが主治医のS医師に連絡をとろうとしてくれますが、S医師は病院内にはおらず、呼び出している最中とか。
 
ベッドを水平に戻し苦しい息の中、不安だけがよぎります。
 
そんな中、なんとかS医師と連絡が取れ「脳梗塞の疑いがあるから MRI を撮るよう」指示が。
 
ベッドに寝かされたまま MRI 室へと運ばれます。
 
MRI 撮影には 30分 ほどかかるのですが、その間に症状はいくらか落ち着きました。
 
MRI 室を出ると、ベッドの上から覗き込んだのはS医師の顔でした。
 
どうやら病院からそれほど離れていない場所におられた様子。
 
「脳梗塞の兆候は MRI からは見られない」とのこと。私も受け答えできる程度に回復していたし一安心。


 

結局その後、同様の症状が起きることはありませんでした。
(多少話しにくい感覚は数日続きました。)
 
手術後の舌や喉の不快感というと手術時の麻酔の影響が考えられますが、S医師の見立てではやはり一過性の脳梗塞が起こったのではないかということでした。
 
食事のためにベッドを立てたことによって一時的に脳への血流が悪くなったのが原因ではないかということらしいです。
 
当然翌日からはベッドを立てる角度を浅く...したのではなく、ベッドから降りて椅子に座って食事するようにしました。
首は下向きにできませんが腰からいくらか前かがみになることで、飲み込みもスムーズにできるようになりました。



それ以外の手術後の状態は極めて良好。
 
なによりも痛みがほとんどなかったのが大きかったですね。
 
肝心の手足のしびれですが、両手の方はこの時点ではまだはっきりとは軽減を感じられず。
ただ足のほうは症状が出るのが遅くて軽かったためか、しびれが軽減してきているような気が。
(神経の損傷は回復に時間がかかります。圧迫がなくなったから即しびれ消失とはいきません。)
 
7月3日(日)には自力で歩いてトイレに行けるようになりました。
(病室ごとにトイレがあったので助かりました。)
 
7月4日(月)からはリハビリも開始。
体全体の動きを改善する理学療法と、主に手指の機能回復を目的とする作業療法の2種類です。
 
木の立方体、ビー玉、おはじき
(作業療法で使った道具の一例。上から木の立方体、ビー玉、おはじき。)
 
少しづつ病室外も歩くようになって体力の回復も実感。
 
翌週月曜にも抜糸できるとのこと。抜歯できればシャワーが浴びられます。
この時点では週に何回か蒸しタオルで体をふいてもらうしかできないので早くシャワーを浴びたい。
 
7月8日(金)にはリハビリにも透析にも自力で歩いて行けるようになり、これは退院もそう遠くないかもと思い始めていました。
 
しかし実は週後半あたりから次なる刺客がその姿を現し始めていたことに気づいていなかったのです...
 
(その5へ続く。)

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