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2016.04.23

Ubuntu 16.04 LTS "Xenial Xerus" リリース

熊本、阿蘇、大分に甚大な被害を出した「平成28年熊本地震」の被災者の方々にお見舞い申し上げます。
筆者も少額ながら募金しました。
一日も早く平穏な日々が来るようお祈り申し上げます。


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4月21日(木)に Ubuntu の新バージョンである 16.04 LTS(コードネーム: Xenial Xerus) がリリースされました。

今回は JST(日本標準時) で21日中に間に合ったかどうかは確認していません。でも UTC(協定世界時) では間に合ったようですね。

 
14.04 LTS 以来2年ぶりの LTS(Long Term Support:長期サポート版) です。

Ubuntu の各バージョンにはサポート期間の違いから大きく2種類に分けられます。
無印: サポート期間は9ヶ月
LTS : サポート期間は5年
ただしこの期間はフレーバーによっては違うことがあります。例えば Kubuntu 16.04 LTS のサポート期間は3年です。



今回も gihyo.jpUbuntu Weekly Topics にていち早く 16.04 LTS の紹介記事が公開されています。
(22日の朝起きたら既に公開されていました。毎度のことながら仕事早い!)
 
2016年4月22日号 Ubuntu 16.04 LTS “Xenial Xerus”のリリース - Ubuntu Weekly Topics



ではいつものように、項目ごとにまとめて注意点などを書いていきます。
 
・リリースノート
まずは毎回のように繰り返していることですが、「リリースノートを読みましょう」 ← これすごく大事。
 
リリースノート(英語)
 
リリースノートの日本語版は Ubuntu Japanese Team の方々が鋭意翻訳中です。前出の Topics によると「現在作業中」ということだそうです。
日本語版が公開されたことがわかったら、この記事に追記します。
※4月24日 追記 公開されていました。詳しくは記事末尾を。



・ダウンロード
デスクトップ版のダウンロードページは以下になります。
 
Download Ubuntu Desktop
 
今回は LTS ということだからでしょうか、ページの最初に現れる Download ボタンがそのまま 16.04 LTS 用のものになっています。



・日本語 Remix は?
日本語 Remix を提供して下さる Ubuntu Japanese Team の Ubuntu 16.04 LTS リリース のページによると「近日中にリリースの予定です」とあります。
 
この記事を書いている時点で既にリリース候補版が出ています。
※4月30日 追記 リリースされていました。詳しくは記事末尾を。



・次期バージョンは?
次期バージョンである 16.10 のコードネームは既に公開されています。
 
"Yakkety Yak"
 
カタカナ表記すると「ヤケティ ヤク」といったところでしょうか。
 
Ubuntu のコードネームは基本的に同じ頭文字で始まる“形容詞”+“動物の名前”という形になっています。そして愛称としては形容詞の方が用いられます。
(16.04 の場合は "Xenial" と呼ばれます。)
 
動物名の "Yak" のほうは日本語でも「ヤク」と呼ばれる動物のようです。
 
問題は "Yakkety" の方でして、これがもし "Yakety" なら話は簡単で "Yakety Yak" ならばこれは英語のスラングで「むだなおしゃべり」というような意味があるようです。
 
でも発表されたコードネームは "Yakkety Yak"。そして web 上の英和辞典サイトには "Yakkety" という単語載っていないんですよね。もしかして御大 Shuttleworth、スペルをミスったのか?
 
OMG! UBUNTU! の記事「Is This Really The Ubuntu 16.10 Codename? (Answer: It Is)」内に「but ‘yakkety’ could also be an alternative spelling of Yakety」とあるので "Yakkety" はスペルミスなんかではなく "Yakety" の別表記と見ていいでしょう。よかった。



筆者は現在 14.04 LTS を使っています。14.10, 15.04, 15.10 とアップグレードを見送ってきましたが、16.04 LTS は入れるつもりです。
 
ただその方法で少々迷っています。
 
クリーンインストールするかアップグレードするか。
 
14,04 LTS 以前では筆者は「無印バージョンはアップグレード、LTS はクリーンインストール」という方針でやっていました(※単に筆者の好み)。でも上に書いたように 14.10 以降にはアップグレードしていません。クリーンインストールするというこれまでの方針に従う必要はないのです。
 
それにアップグレードなら初めての「LTS から LTS への直接アップグレード」が体験できます。これ魅力。

Ubuntu においてバージョンのアップグレードは基本的に「直近のバージョンからのみ可」です。ですから例えば 14.04 LTS から 15.10 にアップグレードしようとすると、14.04 LTS → 14.10 → 15.04 → 15.10 という手間が必要になります。
これでは大変過ぎるとなったのか「LTS については直近の LTS からならアップグレード可」になっています。つまり 14.04 LTS → 16.04 LTS ができるのです。

 
うーん、どうしよう。仕事でも 14.04 LTS 使っているので(※こっちは Desktop じゃなく Server)、直接アップグレードはこっちでいいかとも思うんですがどうなることやら。
(管理者は筆者ですし Virtualbox 上に構築してあるのでアップグレード失敗しても戻すの簡単だし。)



今回のリリースはもしかすると Unity 8 採用前の最後のリリースになるかもしれません。

Unity 8 とは Ubuntu Phone や Ubuntu Tablet には既に採用されている次世代のデスクトップ環境です。

 
かといって今回大した変更がないわけじゃありません。聞くところによるとこれまで左端に縦にしか置けなかったランチャーが画面下に横向きに置けるようになったのだとか。
 
筆者は世間一般からずれているのか、UI が変わるとワクワクするタチなので早く使ってみたいです。
 
あっ、でもこれを読んでおられる方々はくれぐれも "信用のおける" ソースからの情報に基づいて行動してくださいね。


結論: MS も "Bash on Windows" 発表したし、やっぱりこれからは Ubuntu だね!


・4月24日 追記
リリースノートの日本語版が公開されていました。
リリースノート(日本語)
 
14.04 LTS や 15.10 からのアップグレードの方法や、現在判明している問題とその回避策などが載っています。
インストールやアップグレード前に読んでおくことを強くお薦めします。


・4月30日 追記
Ubuntu 16.04 日本語 Remix が公開されていました。
Ubuntu 16.04 LTS 日本語 Remix リリース - Ubuntu Japanese Team
 
またオリジナル Ubuntu を日本語 Remix 相当にするための方法も公開されています。
Ubuntuの日本語環境 - Ubuntu Japanese Team
(この↑ページ中程にある「Ubuntu 16.04 LTSの場合」に記述された4行のコマンドを実行します。よくわからない場合は素直に日本語 Remix を使いましょう。)
 
この素晴らしい Ubuntu Japanese Team の関係者の方々に祝福を!

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