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2014.11.24

『お守り刀展覧会×二次元vs日本刀展』に行ってきた

長野の震度6弱の地震はびっくりしましたね(M6.7)。
ニュースでは家屋がいくつも倒壊した様子を映していましたが、この記事を書いている時点で一人も死者が出ていないのは不幸中の幸いでした。


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大阪歴史博物館(歴博)で11月1日(土)〜12月23日(火祝)までの期間、特別展「―現代刀匠二番勝負―お守り刀展覧会×二次元vs日本刀展」が開催されています。
 

―現代刀匠二番勝負―お守り刀展覧会×二次元vs日本刀展
開催期間: 11月1日(土)~12月23日(火・祝)
開館時間: 午前9時30分〜午後5時(金曜日は午後8時まで) (入館は閉館の30分前まで)
休館日: 毎週火曜日 ただし12月23日(火・祝)は開館
観覧料: 特別展のみ 大人820円(720円) 高校生・大学生600円(540円)
    常設展+特別展 大人1320円(1260円) 高校生・大学生940円(900円)
 かっこ内は20名以上の団体料金 ※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
公式サイト

 
これは日本刀に関する2つの展覧会が合体したもの。
すなわちひとつは「お守り刀展覧会」、もうひとつは「二次元vs日本刀展」
 
この展覧会についての説明を歴博のサイトから引用してみると...
 
> 「お守り刀展覧会」は、日本刀の精神性である「加護を願う心」を伝統的製作技術により具現化した「お守り刀」のコンクール展で、全国の刀匠が年に一度、寸法の限られた作品で出来映えを競うものです。今回で9回目を迎える本展では、専門の審査員による賞に加え、市民の投票結果により賞を授与することを新たな試みとし、より開かれた展覧会を目指します。
>
> 一方、「二次元vs日本刀展」は、現代の二次元アートや現代小説と刀剣との融合にチャレンジする実験的企画です。この展示では、普段交わることのない現代刀匠とイラストレーターや小説家などがお互いに刺激し合う中で創造された作品を展示することで、新しい物語を持った新世代日本刀のあり方を示します。

 
日本刀大好きな私としては是非行かねば!
というわけで23日(日祝)に行ってきたのです。
 

大阪歴史博物館についての過去記事は以下の通り。
2013.08.15 「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」に行ってきた
2012.04.29 大阪歴史博物館へ行ってきた
2007.08.05 ペルシャ文明展+α

 

大きな地図を表示



上の地図でもわかるように、大阪歴史博物館は大阪城公園のすぐ近くです。
 
鉄道での最寄り駅は大阪市営地下鉄谷町線・中央線の谷町四丁目駅。
 
最も近い9号出口から地上に出ると、目の前に博物館はあります。
(2号出口からも行けますが、坂を少々登らないといけません。交通アクセスのページはこちら。)
 
大阪歴史博物館
(大阪歴史博物館です。すぐ左隣には NHK 大阪放送局(BK)があります。)
 
BK にある入り口から入って連絡口を通って歴博に入ります。
 
「コインロッカーはどこかな」と探したところ、レストランの正面辺りに見つけました。
(管内マップとサービスのページはこちら。コインロッカーは載ってません。)
 
コインロッカー
(ふたが半透明でおしゃれな感じのコインロッカー。後で戻ってくるとはいえ、500円玉が必要とは。)
 
過去に来た時はいずれも「常設展+特別展」のチケットで入ったのですが、今回は特別展のみのチケット。
 
エレベーターで6階へ上がります。
 
エレベーターから出てすぐのところで、「プレートへの銘切り」をやっていました。
 
銘切りをする刀匠
(「写真いいですか」と聞いたところ、銘板を彫ってもらっている方がわざわざよけて下さいました。ありがとうございました。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
サイト内の関連行事のページによると「全日本刀匠会の職人がご希望の銘(名前など)を彫ります。」とあります(1枚1200円 プレート代込み, 土日祝のみ)。
 
そして入り口から、まずは「お守り刀展覧会」の会場へと進みます。



「お守り刀展覧会」の会場です。
 
会場全景
(会場はこの1つだけ。この奥では日本刀についてのビデオが2本連続上映されています。)
 
この会場内に36振の新作「お守り刀」が展示されています。
※会場入口に3振の昔の刀の展示がありますが、そこだけは撮影禁止でした。
また作品番号10〜14までは、私の探し方が良くないのか、見つけられませんでした。

 
「お守り刀」とはこの記事を書くまでのイメージとしては「時代劇などで見る、女性が万が一の時のために懐に忍ばせている短刀」のことだと思っていたのですが違うようです。
 
そういうのも含まれるようですが、現代においては簡単に言うと「お守りの一種」みたいなものらしいです。
昔から刀は邪気を払う力を持つとされていたので、それを持つ人を厄災から守ってほしいという願いが込められているそうです。
 
ですので持つのは女性に限りません。例えば大相撲においては力士が横綱に昇進すると、お守り刀が与えられるそうです。
この展覧会では12月13日(水)〜12月23日(火祝)の期間、横綱白鵬関の太刀が展示されるそうです。
 
で、実はこの展覧会、ただ刀剣を展示しているだけではありません。自分がもっとも気に入った作品に投票することができるシステムになっています。
(会場入口で投票用紙を渡され、出口近くに置いてある投票箱に投票します。希望する方には抽選で日本刀に関する小物がもらえるみたいです。)
・11月30日 追記
この投票、11月30日までだそうです(知らなかった)。
12月3日に最多得票者が発表されるそうです。
結果はたぶん以下のブログに載るんじゃないかな。
大阪歴史博物館 特別展「-現代刀匠二番勝負 -お守り刀展覧会×二次元vs日本刀」展ブログ

 
では、いくつか作品を紹介していきます。
 
作品番号1
(作品番号1。刃長36.3cmの脇差。表には不動明王、裏には蓮の花が彫刻されています。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
作品番号13
(作品番号13。刃長36.0cmの脇差。刃紋もですが、さやの文様に惹かれました。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
作品番号18
(作品番号18。刃長39.2cmの脇差。昇竜の刀身彫刻、それに朱漆塗のさやが特徴です。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
鑑賞する前に、会場奥で上映されているビデオをご覧になることをお薦めします。
(上映時間がちょっと長いけど。)
 
私はこのビデオで、刀の形や刃紋以外に刀身の地金の模様について知ることができたので、じっくり観察することができました。



続いては「二次元vs日本刀展」。
 
会場入口
(会場入口。「二次元」と銘打っているだけあってカワイイキャラがお出迎え。)
 
この展覧会では、実物の日本刀とそれをモチーフにした二次元アート、もしくは二次元アートとそれをモチーフにした実際の刀剣作品を展示しています。
 
展示の様子はこんな感じ。
 
展示の様子
(「子連れ狼」の拝一刀の刀をイメージした刀と、それをモチーフにした二次元アート作品。ちなみに右の赤い絵は高橋留美子先生の作品。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
それではこちらもいくつか作品を紹介していきます。
 
環望
(環望(たまき・のぞむ)先生の作品。)
※画像をクリックすると大きな画像(1200x1600)を表示します。
 
男刀と女刀
(上の作品をモチーフにした刀。鍔がある方が男刀、ない方が女刀。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
 
颯田直斗
(颯田直斗(きった・なおと)先生の作品。下の刀をモチーフにしています。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
鎌倉時代の刀
(上の作品の元になった刀。米沢上杉家伝来の鎌倉時代の作。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
 
夢路キリコ
(夢路キリコ先生の作品。)
※画像をクリックすると大きな画像(1200x1600)を表示します。
 
那由他拵
(上の作品をモチーフにした刀。「那由他拵(なゆたごしらえ)」という名だそうです。)
※画像をクリックすると大きな画像(1200x1600)を表示します。
 
 
最後に今回の展覧会で私が最も惹かれた刀剣を紹介します。
 
黒い刀
(刀身は南北朝時代のものらしく、さやは江戸時代のもの。)
※画像をクリックすると大きな画像(1600x1200)を表示します。
 
黒い!黒すぎる! これが一目見たときの印象でした。
 
何かを塗装しているわけではなく「地鉄の色」そのままだそうです。まさに「くろがね」。

黄色の金(※金属の意)すなわち「こがね」と書いて「金」を、白い金すなわち「しろがね」と書いて「銀」を、赤い金すなわち「あかがね」と書いて「銅」を、そして黒い金すなわち「くろがね」と書いて「鉄」を意味します。
「♪空にそびえるくろがねの城♫」という有名なアニソンがありますが、あれは鉄製じゃなかったような...



前回の「ヱヴァ展」のときもそうでしたが、日本刀関連の展覧会って人気がないのでしょうか。日曜に行ったにもかかわらずガラガラでした。
(まあ本質が「武器」ですからね。積極的に子供を連れて行こうという親もあまりいないだろうし。)
 
私が日本刀の美しさに目覚めたきっかけははっきり覚えていません。大阪か京都のどこかの美術館に、たくさんある展示物のひとつとして展示されていた日本刀を見てゾクッとしたのが最初でした。
(それまではほとんど興味なかった。)
 
その後何回か日本刀の展覧会に行っていますが、そのときを超える感覚に襲われたことはありません。
 
人間、何がきっかけで価値観が変わるかわからないものです。食わず嫌いせずに一度展覧会に足を運んでみられてはいかがでしょうか。


結論: もうちょっと知識の方もつけていかなくては


・12月4日 追記
お守り刀展覧会の投票結果が発表されていました(総投票数 3285票)。
市民審査員賞・発表\(@^0^@)/ - 大阪歴史博物館 特別展「-現代刀匠二番勝負 -お守り刀展覧会×二次元vs日本刀」展ブログ
第1位は写真でも紹介している作品番号18(358票)でした。
写真で紹介している3作品では、他に作品番号1(271票)が第2位に入ってました。
私がどれに帳票したのかを記事では書いていませんでしたね。実は私は作品番号1に投票しました。

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