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2013.11.15

新規インストしたUbuntu 13.10に従来環境の/homeを組み込む

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先日書いた「Ubuntu 13.10へのアップグレードがうまくいかなかったので」の続きです。
 
上記記事では Ubuntu 13.10 日本語 Remix 32bit 版を新規インストールして、付属の mozc-setup-helper を使用して日本語入力環境を設定するまでを書きました。
 
今回の記事では、これまで使用していた環境の /home パーティションファイルを新環境に移す作業について書きたいと思います。

記事の公開は 15日 ですが、この作業にトライしたのは 14日 です。



これまでの 13.04 環境ですが、Virtualbox での構成ファイルはこうなっていました。
 
仮想 13.04 の構成ファイル
(13.04 環境が入ったフォルダの様子です。)
※画像をクリックすると大きな画像(853x597)で表示します。
 
この画像における「Ubuntu_Home.vdi」が私の 13.04 環境における /home パーティションの実体です。
 
なので最初は以下のような手順を考えました。
 
1.13.04 用フォルダー上の Ubuntu_Home.vdi を、13.10 用フォルダーにコピーする。
 
2.Virtualbox マネージャーで、13.10 環境の仮想ディスクとして Ubuntu_Home.vdi を追加する。
 
3.以前に書いた記事「Virtualbox上のUbuntuで/homeを別ドライブにする」を参照して、13.10 環境における /home パーティションとして Ubuntu_Home.vdi を使用するように設定する。
 

もちろんこれらの作業にとりかかる前に、ちゃんと動いている 13.10 環境のスナップショットを撮ってあります。



ところがやってみると、「2」を実行しようとするとエラーになるのです。
 
エラーダイアログ
(「Cannot register the hard disk」とあるので「開けない」より「登録できない」ということかと。)
 
どうやら別フォルダであっても、同じ名前の仮想ディスクファイルがあるとまずいみたい。
 
そこで「1」と「2」のあいだに次の一手間かけることにしました。
 
1a.従来の 13.04 環境を Virtualbox マネージャーの管理下から除去する(ファイルは消さない)。
 
仮想マシンの除去
(右クリックメニュー中の赤で囲ったところに「除去」があります。)
 
「除去」を選択したあとに表示されるダイアログボックスに「すべてのファイルを削除」「除去のみ」のボタンがあるので、「除去のみ」をクリックすると、実ファイルは削除せずに Virtualbox 上の登録情報のみ消してくれます。

ファイルを消さないようにするのは、
・設定中の 13.10 環境に何かあった場合に備える
・旧環境を再登録すれば、起動して色々確認することも可
という理由ですね。

 
そうしてしまえば「2」を実行する時点で Virtualbox の管理下には Ubuntu_Home.vdi という名前のファイルはありませんから、13.10 環境の仮想ディスクとして Ubuntu_Home.vdi を追加することができるのです。
 
13.10 環境のストレージ設定画面
(無事に Ubuntu_Home.vdi を追加することができました。)



いよいよ「3」の作業に取りかかります。
 
以前に書いた記事「Virtualbox上のUbuntuで/homeを別ドライブにする」を参照して進めていきます。
(参照記事に手順は詳しく書いてあるので、本記事ではコマンドなどの説明は省略したりします。)
 
参照記事では新たに /home になる仮想ディスクを作成するところから始めていますが、今回はそれは既にあるので、参照するのは途中からになります。
 
Dash の検索欄に「ディスク」と入力し、ディスク管理を起動します。
 
Dash での検索
(赤枠で囲ったのが「ディスク」。)
 
「デバイス」欄で、追加した Ubuntu_Home.vdi に相当するディスクを選択したところです。
 
ディスク画面
(「ディスク」画面です。参照記事の時と画面構成が違っています。)
※画像をクリックすると大きな画像(802x513)で表示します。
 
右側に表示された詳細情報を見てみると、最下段に「マウントされていない」となっているのがわかります。
 
「ボリューム」のグラフ表示の直下にある「右向き黒三角」を押すとマウントされます。
(今回は「/media/(ユーザ名)/home」にマウントされました。)
 
参照記事で「/media/home」になっている部分を「/media/(ユーザ名)/home」に読み替えて進めていきます。



・現 /home の内容を新パーティションにコピーする
 
端末での実行結果
(色枠ごとに説明していきます。)
※画像をクリックすると大きな画像(724x463)で表示します。
 
参照記事と同じ色で囲ってみました。
 
赤枠で囲った部分についてです。
 
$ sudo cp -a /home/* /media/(ユーザ名)/home
 
現 /home には新規インストール時に自動で作成されたファイルくらいしかないはずなので、この課程は省いてもいいと思いますが、まあ念の為。



・/etc/fstab の内容を変更する
 
黄枠と緑枠で囲った部分についてです。
 
まずは黄枠の部分から。
 
$ sudo blkid
 
デバイスファイルの UUID を表示させてます。
「/dev/sdb1」の行の UUID を後で使用します。
 
続いて緑枠です。
 
$ sudo cp /etc/fstab /etc/fstab_org
 
オリジナルの /etc/fstab を /etc/fstab_org として保存してます。
(万が一、なにか問題が起きた時に復旧しやすくするため。)
 
そして次のコマンドで /etc/fstab を編集しようとしているのですが...
 
$ gksu gedit /etc/fstab
 
このコマンドでエラーになっています。
どうやら 13.10 には「gksu」コマンドがないようですね。
 
$ sudo gedit /etc/fstab
 
なので代わりに「sudo」コマンドを使ってみたところ、ちゃんと gedit が起動しました。
(もちろん gedit でなく、vim や Emacs で編集してもいいのです。)
 
/etc/fstab
(赤枠で囲った部分が、今回記入した部分。)
※画像をクリックすると大きな画像(655x529)で表示します。



・新 /home ディレクトリの所有者と権限を変更する
 
$ ls -ld /home /media/(ユーザ名)/home
 
端末での実行結果
(どちらも権限は「drwxr-xr-x」、所有者は「root」で同一。)
※画像をクリックすると大きな画像(724x463)で表示します。
 
今回は所有者も権限もまったく同一だったので、変更は行いませんでした。



・いよいよ再起動
 
$ sudo mv /home /home_bak
 
現 /home の名前を /home_bak に変更しています。
 
変更したら再起動させます。



これで 13.04 環境での /home パーティションを、無事に 13.10 環境に持ってこれました。
 
UbuntuOne と Dropbox をインストールしたら一安心。
(ここで UbuntuOne をインストールするつもりだったので、13.10 インストール時には UbuntuOne の設定はスキップさせました。)
 
Thunderbird を起動してみたところ、ちゃんとメールアドレス等の設定がされた状態で起動したので、ちょっと感動。



Virtualbox の共有フォルダーの設定ができていなかったので、ここでやっておきました。
 
共有フォルダー設定画面
(Virtualbox マネージャーで設定。)
※画像をクリックすると大きな画像(666x418)で表示します。
 
「自動マウント」にはチェックを入れません。
というか、入れても自動的にマウントされないので...
 
マウント先としては 13.04 のときから /home/Common を作成して使用していたので、今回もそのままそこを使います。
 
起動時に自動的に共有フォルダをマウントさせるようにするために、/etc/rc.local を編集します。
 
$ sudo gedit /etc/rc.local
 
「exit 0」の手前に以下の1行を追加します。
 
mount -t vboxsf Common /home/Common
 
/etc/rc.local
(赤枠で囲った部分が、今回記入した部分。)
※画像をクリックすると大きな画像(653x530)で表示します。
 
これで再起動したところ、共有フォルダが使用できるようになっていることを確認できました。



各種アプリケーションソフトのインストールもだいたい終わって、旧環境とほぼ同じ環境を再現できました。
 
従来の環境の /home パーティションをそのまま持ってこれたので、色々なソフトについて「インストール後に初めて起動したら設定がされた状態になっていた」となって、作業の手間が省けてうれしいです。
 
と言っても、旧環境の「ゴミ」もそのままある状態なので、人によっては完全に作りなおすほうが好みだったりするわけですが。



「13.04 環境と同等の環境を 13.10 で構築する」という最大の目的を達成できて、めでたしめでたし...
 
ん?なにか忘れていませんか??
 
前記事の最後で触れた「im-setup-helper にはもう一つの紹介していない機能がある」という、その件です。
 
その機能を使うと、13.10 の日本語入力環境がグーンとパワーアップするのですが...
 
その機能については、またまた近日中に別記事で。


結論: 実は blog 記事に必要なスクショを撮り忘れて、完成した新環境をスナップショットで戻してやり直したというのは、ナイショ


・11月22日 追記
「im-setup-helper にはもう一つの紹介していない機能がある」についての記事を UP しています。
2013.11.21 Ubuntu 13.10のインプットメソッド(IM)をFcitxにする

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