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2013.09.23

Virtualboxで仮想ディスク.vdiのサイズを拡大する

22日(日)にプロ野球読売ジャイアンツのセ・リーグ優勝が決まりました。
おめでとうございます。
(と言いつつ、優勝が決まったのが2位の阪神タイガースが最下位の東京ヤクルトスワローズに6-7で負けたから、という理由なので、複雑...)


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昨年(2012年)、こんな記事を書きました。
 
2012.02.12 Virtualbox上のUbuntuで/homeを別ドライブにする
 
内容をものすごく簡単に言うと、
 
Ubuntu でディスクの空きが少なくなってきているという警告が出た。仮想ディスクのサイズを大きくするのは面倒そうなので、仮想ディスクをもうひとつ作って、そこに「/home」を移動させることでディスクに余裕を持たせた。
 
というもの。



ところが最近、また同じような警告が出だしていたのです。
 
調べてみるとどうやら、「/home」を放り出して余裕のできたはずの元々の仮想ディスクが、再び空きが少なくなってきているのが原因。
(うーん、GIMP に Inkscape、はたまた Qt Creater とか色々なソフトをインストールし過ぎたかな。)
 
「/home」みたいに放り出すのに適当なディレクトリもなさそうなので、今回は前回は面倒そうという理由で却下した「仮想ディスクのサイズを拡大する」ことに挑戦してみることにしました。
※作業を行ったのは22日(日)です。



で、その挑戦に際して参考にした記事がこちら。
 
【Ubuntu】Virtualbox の仮想ハードディスクの容量を増やす方法 - なんでもかんでもコンピュータ
 
ホスト PC が Windows でゲスト PC が Ubuntu と、条件も一緒。
参考記事 ホスト:Win Vista,ゲスト:Ubuntu 11.04 alpha2
私の環境 ホスト:Win 7,ゲスト:Ubuntu 13.04

 
サイズを大きくしたい仮想ディスクについて、拡張子が「.vdi」であり詳細が「可変サイズのストレージ」あるならば、はっきり言って上記記事に沿って作業すれば、目的は達成できます。

拡張子が「.vdi」でなければ VBoxManage コマンドが使えないし、詳細が「固定サイズのストレージ」ならば一旦可変サイズに変換しないとサイズ変更は不可。

 
なお、スナップショットを撮っているとサイズ変更ができないという情報もあるので、スナップショットを撮っている場合は、あらかじめ統合するかクローンを作成してクローン上で作業して下さい。
 
また、万が一に備えて、バックアップなどは必ず取ってから作業するようにしてください。
 
ということで、おしまい!
 
 
 
...にしたかったのですが、私自身、何箇所かつまづいた箇所があったので、そこを中心に説明することにします。



参考記事における作業の流れは以下の通りです。
(参考記事での記述を踏襲しています。)
 
A) 仮想ハードディスクの容量を大きくする
a1) VirtualBoxを全て終了して、コマンドプロンプトを起動する
a2) コマンドプロンプトで仮想ディスクのあるフォルダに移動する
a3) VBoxManagerで容量を大きくする
 
B) バーティションの移動と拡張
b1) GPartedのISOファイルをダウンロードする
b2) 起動順番を仮想ハードディスクよりCD/DVDを先にする
b3) GPartedをCD/DVDに設定する
b4) gpartedを起動
b5) パティションの移動と拡張操作
 
C) swapエリアのマウント情報の書き換え
c1) マウント
c2) fstabの書き換え
c3) GParted終了
 
D) 確認とswapの指定をUUIDに戻す
d1) ディスクを増やしたOSを普通に起動する
d2) sawpon -sと端末から入力して、下記の様にswapとして認識されていればOK
d3) fstabの記述をUUIDに戻す(推奨だけど、やらなくても動く)
 
太字にした項目について、以下に解説を書きます。
(その他の項目は参考記事を参照して下さい。)



a3) VBoxManagerで容量を大きくする
 
参考記事には容量を大きくする VBoxManage コマンドについて、次のように書かれています。
 
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" modifyhd 仮想ハードディスク名 --resize 大きさ

参考記事では「-- resize」のように空白が入っているように見えますが、続けて記述するのが正解。

 
ここで「仮想ハードディスク名」はサイズを大きくしたい「.vdi」ファイルを、「大きさ」は MB(メガバイト) 単位を指定します。
 
で、「大きさ」ですが、「拡大後のサイズ」を指定します。
 
私の場合、10GB だったのを 12GB にしたかったので「--resize 12288」と指定しました。
※12GB × 1024 = 12288MB
 
操作を説明しているサイトによっては「大きさ」の指定について、「増えるサイズ分」と誤解しかねない書き方をしている所もありましたが、「拡大後のサイズ」が正解です。
 
コマンド実行後は「仮想メディアマネージャー」で、「.vdi」ファイルの「仮想的なサイズ」が増えていることを確認して下さい。
※「.vdi」ファイルの実サイズには変化はありません。



b1) GPartedのISOファイルをダウンロードする
 
参考記事には GParted のダウンロード先として、次のサイトが挙げられています。
 
http://gparted.sourceforge.net/download.php
 
で、そのサイトに飛んでみると、リンクがたくさんあって、一体どこをクリックしたらいいのか迷ってしまいます。
 
GParted のダウンロードサイト
(ダウンロードサイトの画面。ここで表示されている範囲の下にも大量のリンクが。)
 
目立つ「Download Links」の文字の下にある「Donate」と書かれたボタンを思わずクリックしたくなりますが...
 
上記画像で赤で囲った部分が .iso ファイルのリンクになりますのでお間違えのないように。



b4) gpartedを起動
 
サイズを変更したい仮想 PC について、Virtualbox 設定画面の「システム」で起動順序欄の「CD/DVD-ROM」が「ハードディスク」より前にくるようにします。 ・・・ b2
設定画面の「ストレージ」で、「空」になっている「CD/DVD-ROM」ドライブに、ステップ b1 でダウンロードした .iso ファイルを設定します ・・・ b3
 
上記の状態でサイズを変更したい仮想 PC を起動します。
 
いつもなら仮想ハードディスクから Ubuntu が起動しますが、起動順序で「CD/DVD-ROM」が「ハードディスク」より前にくるようにしているので、仮想 CD/DVD-ROM ドライブに設定された .iso ファイルから GParted が起動します。
 
参考記事では GParted の起動の手順が大幅に省略されていたので、ちょっと詳しく見てみます。
 
GParted 起動画面 その1
(起動直後。リストで「GParted Live」が選択されています。)
 
この状態で [ENTER] を押すと各種設定が開始されます。
([ENTER] を押さず、この画面の状態で放っておいても、しばらくすると各種設定が開始されます。)
 
 
GParted 起動画面 その2
(初期状態で2行めが選択されているので、1行目を選択して「OK」。)
※マウスが使えないので、「OK」へは「Tab」で飛びましょう。
 
 
GParted 起動画面 その3
(普通の qwerty キーボードを使っているならば4行目のままで「OK」。)
※マウスが使えないので、「OK」へは「Tab」で飛びましょう。
 
 
GParted 起動画面 その4
(「Japanese」を選択して「OK」。)
※マウスが使えないので、「OK」へは「Tab」で飛びましょう。
 
 
GParted 起動画面 その5
(おや困った! キーボードタイプはどっちを選んだらいいんだ???)
※マウスが使えないので、「OK」へは「Tab」で飛びましょう。
 
後で調べたところ1行目の「PC110」を選択するのが正解だったようなのですが(※「PC110」が初期値として選択されている)、よくわからなかった私は2行めの「Standard」を選択してしまいました。
 
 
GParted 起動画面 その6
(日本語を使いたいので「15」と入力して [ENTER] キー。)
 
 
GParted 起動画面 その7
(GUI 画面で使いたいので「0」と入力して [ENTER] キー。)
※初期値が「0」なので [ENTER] キーのみでも OK。
 
これで参考記事のようなグラフィカルな GParted が立ち上がってくるはず。



b5) パティションの移動と拡張操作
 
GParted でのパーティション操作自体は、例えば Windows 用のパーティション操作ソフトを使ったことがある方とかであるならば、それほど迷うことなく行えると思います。
 
ただ1ヶ所、Linux のファイルシステムに関する知識が必要な箇所があるので、そこさえ注意すれば大丈夫でしょう。
 
それは「swap 領域を作り直す」ところです。

参考記事内の記述で言うと「そして、/dev/sda2内にswapとして使う様に指定した、論理フォーマットを作成する」の部分です。

 
「/dev/sda2」の位置を動かすために、その中にあって swap 領域として使われている「/dev/sda5」は一旦削除しておきます。
 
「/dev/sda2」をディスクの一番後ろに移動した後で swap 領域を作り直すわけですが、作成画面において「ファイルシステム」として「linux-swap」を選択して下さい。
※ごめんなさい。作成画面の画像を撮り忘れました。
 
「linux-swap」以外の、例えば「ext4」とかを選択してしまうと、変更を適用(Apply)した際にパーティション名が「/dev/sda5」にならないと思います。
 
もし、変更を適用しても領域のパーティション名が「/dev/sda5」にならない事態になったら、落ち着いてその領域を削除して、上記の点に注意して再度作成してみて下さい。



c2) fstabの書き換え
 
GParted 内にある terminal を立ち上げて、「/dev/sda1」をマウントします。 ・・・ c1
 
その後、その terminal からエディタ vi を起動して「/etc/fstab」を修正します。

/etc/fstab は大変重要なファイルなので、万が一に備えて修正前にオリジナルを別名で保存しておいたほうがいいかも。

 
sudo vi /mnt/etc/fstab
※ステップ c1 で、/dev/sda1 を /mnt にマウントしてある。
 
Ubuntu の端末上で vi を使う場合には矢印キーでカーソルが移動できたりしますが、GParted の vi ではそれはできません。
 
オリジナルの vi と同じく「h」「j」「k」「l」キーによるカーソル移動となるので、事前に最低限の vi の操作方法は知っておく必要があります。
 
修正内容については参考記事を参照して下さい。
 
さて、無事修正ができたので保存しようとして問題が発生しました。
 
vi では「保存して終了」のコマンドは「:wq」なのですが、キーボードの「:」(コロン)キーを押してもコマンドモードに移行しないのです。
 
「え〜!」と少々慌てた後、思い出したのが「GParted 起動時のキーボードタイプの選択画面」。
 
よくわからずに「Standard」を選択してしまいましたが、もしかして英語キーボードモードになっているんじゃ...
 
ということで [SHIFT] を押しながら「;」(セミコロン)キーを押してみると、無事に「:」が入力できました。
※参考: キー配列 - Wikipedia の「101キーボード」の項
 
・11月4日 追記
またサイズ拡大の必要ができた(※11.10へアップグレード時に空きが足りなかった)のでキーボードタイプとして「PC110」を選択したのですが、英語キーボードモードであることには変わりありませんでした。



GParted の操作、やってみたらそんなに面倒でもなかったですね。
 
多少ドタバタしましたが、今現在きちんと Ubuntu は動作しています。
 
仮想ディスクに余裕もできたし、また何かソフトをインストールするかな(おい。


結論:案ずるより産むが易し

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