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2012.12.05

Ubuntuを12.04から12.10にアップグレード! しかし...

総選挙が公示されました。みなさん投票には行きましょうね。
(投票日は16日。)
 
ちょっと忘れがちなのが「最高裁裁判官の国民審査」。
今回の対象者は10名ですが、注意する点は「信任するなら何も書かず、不信任なら✕を書く」です。「○」を書くと無効票ですよ。
国民の方を向いた最高裁にするために、「全員に✕をつける」名付けて「バッテン(✕10)運動」というのがあるそうです。私も賛同します。


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最新の Ubuntu 12.10 が公開されてから、既に1ヶ月半ほど経ちました。
(公開されたのは10月18日。)
 
当初は、公開後「2〜3週間ぐらい置いてからアップグレードするつもり(※Ubuntu 12.10 Quantal Quetzal リリース!)」なんて書いておきながら、未だにアップグレードしていなかったんですよね。
 
まあ、それにはそれなりの理由があるのですが、11月30日発売の Ubuntu Magazine Japan vol.10 の「12.10 特集」を読んでいるうちに我慢しきれなくなって、4日夜にアップグレードをかけました。
(「それなりの理由」については後で触れます。)
 
Ubuntu のアップグレードの手順については、11.04 → 11.10 の時の記事にもちょっと書いてますが、今回も書いておくことにします。


まずは準備。アップグレード前に現在のアップデートを全て適用しておきます。
 
アップデートマネージャー
(「再チェック」ボタンを押してもアップデートが挙がってこない状態にまでしておきます。)
 
万が一の場合に備えて、この時点の状態を、Virtualbox の「スナップショット」機能を使って保存しておきます。

私は Ubuntu を、Virtualbox 上の仮想 OS として運用しています。

 
この「アップデートマネージャー」画面で、左下の「設定」ボタンを押して、「ソフトウェアソース」画面を出し、「アップデート」タブの最下部、「Ubuntuの新バージョンの通知」のコンボボックスの状態を「すべての新バージョン」に変更します。
 
ソフトウェアソース
(「なし」あるいは「長期サポート(LTS)版」となっているところを変更します。)
※アップグレードが終わったら、元に戻しておきます。
 
パスワード入力画面が出たら入力してやると、「アップデートマネージャー」画面に新バージョンがある旨が表示されます。
 
新バージョンありの通知
(「Ubuntu の新しいリリース '12.10' が利用可能です」と表示されています。)
 
「アップグレード」ボタンを押すと、リリースノート表示画面になります。
 
リリースノート(英語)
(英語なのでわかりません(笑)。)
 
日本語のリリースノートはここにあるので、しっかり読んでおいてから「アップグレード」ボタンを押すと、アップグレード処理が始まります。
 
ディストリビューションのアップグレード
(後はこの画面を眺めておくだけ...と思っていたのですが...)
 
3D が使えないかも
(「LTS(12.04)のままにしておくことを勧める」みたいな画面が出てきました。)
 
実はこれが今までアップグレードをためらっていた「それなりの理由」に関係するのです。
 
Ubuntu 12.10 からは、これまで 3D アクセラレーション(※)に対応していない PC の場合に使用されてきた「Unity-2D」が廃止されています。
※3D アクセラレーション
3D グラフィックス処理を専用のハードウェアで高速に行うための仕組み。

 
そのかわりに普通の Unity を、3D アクセラレーション処理をソフトウェアでエミュレーションすることで動かすようになっています。
そのため、3D アクセラレーションが使えない環境では Unity が激重になるのです。
 
「Virtualbox の 3D アクセラレーションを使えば?」と思われるかもしれませんが、実はこの時点で最新の Virtualbox 4.2.4 には、「Ubuntu 12.10 で 3D アクセラレーションが有効にならない」というバグがあるので、この手は使えません。
 
このバグは次の 4.2.6 で直ることがわかっているので、それをずっと待っているのですが、4.2.4 から1ヶ月以上経ってもまだリリースされません。
(4.2.4 は 10月26日リリース。)
 
このような理由で「Virtualbox 4.2.6 待ち」のために 12.10 へのアップグレードを伸び伸びにしてきたわけですが、今回はそれでもアップグレードするのですから、「はい」ボタンを押してアップグレードを続行します。

私の場合はアップグレードを続行して不具合が起きたとしても、Virtualbox のスナップショットから復元することで簡単に 12.04 の環境に戻すことができるのでアップグレードを続行しましたが、そうでない場合は先の表示が出た時点でアップグレードを中止したほうがよさそうです。

 
アップグレード開始確認
(内容を確認して「アップグレードを開始」ボタンを押します。)
 
旧パッケージ削除
(「削除」ボタンを押します。)
 
再び「ディストリビューションのアップグレード」画面になるので、進行を見守るか放っておきます。
 
アップグレード処理が全て済むと、再起動を促す画面が表示されるので、再起動すればアップグレードは完了です。
(ここまで約1時間15分ほど。)
 
12.10 のデスクトップ
(12.10 のデスクトップです。ランチャーの下部が折りたたまれていて、3D の Unity であることがわかります。)
※画像をクリックすると大きな画像(1366x768)を表示します。
 
ところが...
 
内部エラー
(あらら、やはりなにかまずいことが...)
 
しかも、やはり恐れていたことが...
 
反応が激重!
 
こういう時に役立つのが Ubuntu Magazine Japan vol.10 です。
ソフトウェアエミュレーションで動いているのかどうかの調べ方(p.40)を参照して調べてみます。
 
まずは「システム設定」の「詳細」画面の「概要」。
この中の「グラフィック」欄の表示内容に「llvmpipe」の文字列があると、ソフトウェアエミュレーションで動いていることになります。
 
PC の概要
(「グラフィック」の部分が「不明」。これでは確定できません。)
 
vol.10 曰く、
 
> 若干ややこしいのは、ここは「不明」になることもまれにあり、だからといって無効になっているとは限らない
 
とあるように、これだけでは判断ができません。
 
なので確実に判断できるコマンドで確認してみます。
 
3D サポートのテスト
(「/usr/lib/nux/unity_support_test -p」コマンドで、3D サポートが「no」であることがわかりました。)
 
やはり激重なのは、3D アクセラレーションが使用されていないためのようですね。

反応が重い原因としては他に「GPUベンダー(NVIDIAやAMDなど)のグラフックドライバーが入っていない」という場合があるようです。
12.10 からドライバーのインストール方法が変わっているようです。詳しくは Ubuntu Magazine Japan vol.10 の p.23 を参照して下さい。


使っていくのに支障をきたすほどの重さだったので、せっかくアップグレードしたのですが 12.04 に戻すことにしました。
 
アップグレード前に撮っておいた Virtualbox のスナップショットから復元させます。
 
アップグレードには1時間以上かかったのですが、復元は一瞬。
 
やはり、すなおに Virtualbox 4.2.6 を待つことにします。


結論:♪もーいーくつ寝ると、4.2.6♫


・おまけ
記事中に何度か出てきた Ubuntu Magazine Japan vo.10
 
「12.10 インストール&セットアップ完全ガイド」と銘打って好評発売中です(1,400円)。
もちろん表紙の「あれ」も健在(今回はいつもの3倍(?)。)
 
Ubuntu に興味がある人は買うしかない!
 
と言ってみたものの、よく考えたら私 Ubuntu Japanese Team のメンバーでもなんでもない、ただの一般人だった...


・12月20日 追記
待望の Virtualbox 4.2.6 が公開されました。
そして Ubuntu 12.10 へのアップグレードも成功しました。
ようやく Ubuntu 12.10 にアップグレード

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