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2012年7月

2012.07.31

教育訓練給付の申請に行ってきた

ロンドン五輪まっさかりですが、NHKと民放のネット中継が面白い!
(NHK:http://www1.nhk.or.jp/olympic/live/, 民放:http://www.gorin.jp/live/)
国際映像をそのまま流しているので、アナウンサーや解説者の音声はありません。
そのかわり普通の放送ならかき消されてしまうであろう競技中の「音」が色々聞こえて新鮮!


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この3月から時折ブログの「導入部」で触れている通信講座ですが、実は「教育訓練給付」という制度を利用することにしていました。
教育訓練給付制度 - 厚生労働省
 
先日めでたく講座修了となったということで、今日その手続きのためにハローワークへ行ってきました。
 
で、もしかしたら教育訓練給付制度の利用を考えている方の役に立つかもしれないので、これまでの手続きなどを記してみたいと思います。


1.通信講座申し込み前
 
通信講座の申し込みをする前、ハローワークで教育訓練給付制度の利用について質問してみました。
事前に何か申請書類とか書かないといけないのかと思ったので。
 
答えは、「ハローワーク側で何か事前に行なっておかないといけないことはありません」とのことでした。
 
講座を修了すると、通信講座会社から必要な書類をすべて送ってくるはずなので、その指示に従えばいいとのこと。
(確かにそのとおりでした。)
 
ただ、給付を利用するためには講座の受講開始日について「退職日より1年以内」の制限があるため、それに遅れないように申し込むこととの注意を受けました。
(私の場合、相談した時点で期限まで1週間ほどしかなかった。)


2.通信講座を選択する
 
それではどの通信講座をとろうかな...といきたいところですが、どんな科目・どこの会社の講座でもいいわけではありません。
厚生労働相のサイトにもしっかりと「厚生労働大臣が指定した講座に限ります」と書かれてあります。
 
ではどの講座が「厚生労働大臣が指定した講座」なんでしょうか。
それを教えてくれるのが「教育訓練講座検索システム」です。
 
資格名がわかっているのであれば「分野・資格名から検索」を、そうでないのならば「スクール・キーワードから検索」を選択します。
 
「分野・資格名から検索」の場合、実施方法,地域,分野・資格名,資格キーワードという条件を指定して検索することができます。
取りたい資格名が具体的にわかっている方はこちらがいいでしょう。
 
「スクール・キーワードから検索」の場合、スクール名,実施方法,地域,講座の条件,キーワードという条件を指定して検索することができます。
講座の期間や経費についても条件を入力できます。
 
私の場合、資格名がわかっていたので「分野・資格名から検索」を選択しました。
実施方法については通学はしたくなかったので通信とeラーニングのみにチェック、分野・資格名で取りたい資格名にチェックを入れて検索ボタンを押しました。
すると条件に合致するものとして13校が挙がって来ました。
 
後は挙がって来たそれぞれについて詳細を比較して、自分に一番合っていそうなところを選べば OK。
私の場合は、スクーリングが不要なこと、費用が安いこと、受講者数がある程度あること基準に選択しました。
 
私の選んだ講座にはなかったのですが、もしかするとキャッシュバックやプレゼントを売り文句にしている講座があるかもしれません。
そのようなものがあった場合、給付額の計算時にその分を受講料から減額して給付額が決定されるようです。
(くわしくは「4.講座修了と申請手続き」にて。)


3.申し込み
 
ちょっとこのあたり記憶がはっきりしないのですが、たしか web から申し込む時に「教育訓練給付を使用する」とかにチェックをつけて申し込んだと思います。
で、送られてきた書類に給付に関することがらを書きこんで返送したのじゃなかったかな。
 
このあたりは講座によって手続きが異なっている可能性はありますが、申込時に「教育訓練給付を使用する」旨をちゃんと指定しておくことは注意しておいたほうがいいと思います。
もし、申し込みフォームにそのような項目がない場合は、申し込み前に電話なりメールなりで「教育訓練給付を使用したいんだけど」と問い合わせたほうがいいでしょう。
 
そしてもうひとつ注意しないといけないのは「受講開始日」です。
退職後に教育訓練給付を使用しようとする場合、退職日より1年以内に受講を開始することが必要です。
 
「申し込んだ日=受講開始日」ではありません。
私の申し込んだ会社の場合、「教材発送日=受講開始日」でした。
ですから少なくとも期限から最低でも数日、なるべく1週間から10日ほどは余裕を持って申し込む必要があります。
私の場合、示された受講開始日は、期限まで2・3日という本当にギリギリでした。


4.講座修了と申請手続き
 
講座の標準の受講期間は受講する会社やコースなどにより違いがあります。
(6ヶ月とか8ヶ月とかで延長可とか。)
 
しかし、教育訓練給付を受ける場合は1年以内に修了する必要があります。
 
これは実際に資格を取得しなくても、講座を修了すれば OK です。
 
無事講座を終了すると、教育訓練給付に必要な書類一式が送られてきます。
私の場合は以下のものでした。
 
(1).申請書類のご案内
(2).申請書用紙
(3).申請書記入例
(4).申請書記載に当たっての注意事項
(5).教育訓練給付の支給申請手続きについて
(6).受講料の領収書
(7).修了証明書
(8).クレジット契約証明書 ※受講料がクレジット決済の場合
(9).受領書
(10).返信用封筒
 
書類を受け取ったら過不足がないか確認して、不足しているものがあればすぐに連絡する必要があります。
なぜなら、講座の修了日より1ヶ月までに申請する必要があるからです。
 
書類に不備がなければ、(9)の受領書に必要事項を書いて、(10)の返信用封筒で通信講座会社に送る必要がありました。
(このあたりは通信講座会社によって違うかも。)
 
そして、(2)の申請書用紙、(6)の受講料の領収書、(7)の修了証明書、(8)のクレジット契約証明書を持って、住民票のある住所地のハローワークに行って手続きします。
その他に失業手当に関する書類と印鑑もいっしょに持って行きましょう。
 
申請書には給付金の受取り先の金融機関を指定する欄がありますが、失業手当を振り込んでもらう金融機関と異なる金融機関を指定する場合、金融機関の確認印もしくはその口座の通帳が必要になります。
 
書類を提出したら不備がないかチェックされて終わり...と思っていたのですが違いました。
 
「キャッシュバックは受けていないか」とか「プレゼントなどをもらっていないか」などといったチェックがいくつか書かれた書類に記入と押印を求められました。
 
もらっていたらその分を受講料から引かれて給付額が決まるんでしょうね。
もしもキャッシュバックやプレゼントありの講座を選択する場合は、こういうことがあるということを理解した上で選ぶことを注意する必要がありますね。
 
私の場合、そのようなものは何ももらっていないので、実際にどういう扱いになるのかはわかりません。
 
それらすべての書類のチェックや手続きが完了すると、給付額について説明されて、手続きは終了です。
1週間ほどで振り込まれるとのことなので、振込が確認されたらこの記事に追記する予定です。


さあ、これで後は国家試験に向けて注力するだけ!
 
と思いきや、今目の端にチラッと見えた案内書類の最後にこんな文章が...
 
【お願い】
 本講座で教育訓練を修了したことにより得られた効果について厚生労働相に報告する必要がございます。後日、本制度利用者を対象にアンケートをお送りいたしますので、必ずご協力くださいますようお願い申し上げます。

 
まだもうしばらくお付き合いは続くようです。


結論:勉強したいんだけどエアコン調子悪くて蒸し風呂状態


・8.5 追記
 
「1週間ほど」という話だったのですが、今日確認してみると8月2日に給付金が振り込まれていました。
払い込んだ受講料の2割が返ってくるのですが、もともと受講料が安い講座を選んだので、振り込まれた給付金も当然...

2012.07.25

Ubuntu 12.04上でGnuCashをビルドする

この3月から時々触れている通信講座。先日(23日)、修了証書が届きました。
後は国家試験めざして頑張るだけです。
(今日、受験料を払い込んできました。)
はたして「何の」通信講座だったか公開できる日ははたして来るのか?


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自分の財産管理に GnuCash を使っているというのは以前にも書きました。
2010.05.04 GnuCash
 
MS Money のフリー版も使っている関係上、GnuCash は Ubuntu と Windows の両方にインストールしてあります。
Ubuntu からでも Windows からでも、どちらからでも同じデータが参照できて良かっのです。
(まさかの過去形!)
 
そう、Windows 版の GnuCash をバージョンアップするまでは...
 
確か1度のバージョンアップでは大丈夫だったと思うのですが、Windows 版の方に新バージョンが出るたびにバージョンアップしていたところ、あるときから GnuCash のファイルを Ubuntu 版で開けなくなったのです。
(「このファイルは新しいバージョンによって作成された」のようなメッセージが出て開けない。)
 
ファイルが開けない旨のダイアログ
(Ubuntu 版で Windows 版と同じファイルを読んで起動させようとすると、こんなダイアログが。)
 
Ubuntu版のバージョン表示
(こちら Ubuntu 版 GnuCash のクレジット表示。Ver.2.4.10 r21973。)
※ファイルが読めてないので背景真っ白。
 
Windows版のバージョン表示
(こっちが Windows 版。Ver.2.4.10 r22003。)
 
「ならば Ubuntu 版もバージョンアップすれば...」と行きたいところなんですが、ソフトウェアセンターに登録されている Ubuntu のバージョンが上がらないので、Windows 版に追いつけません。

ソフトウェアセンターとは、Apple の App Store や、MS の Windows Store の Ubuntu 版。
ソフトウェアセンターの方が Apple や MS よりもずっと早くからあるのだ!

 
ならば道はないのか...と言うと、そうではありません。
 
実行形式が公開されていないのならば、自分でソースからコンパイルすればいいのです!
(このあたりがフリー(自由)なソフトウェアである Linux の面目躍如と言ったところでしょうか。)


という訳で、Ubuntu 版の GnuCash のビルドに挑戦してみました。
(ビルド(=Build)とは、ソースからコンパイルして実行形式ファイルを作成すること。)
 
Ubuntu 上での GnuCash のビルドの方法はここ(※英語)に載っているので、それを参考にして以下のように実行しました。

以下に記載する方法は、「Ubuntu 12.04 LTS (Precise Pangolin)」での方法です。
ここ(※英語)を見ればわかりますが、Ubuntu のバージョンによってやり方が多少異なります。

 
Ctrl+Alt+T を押してターミナルを起動します。
(もちろん他の方法でも可。 ※Dash に「端末」とか「Terminal」などと入力して検索、など。)
 
ターミナルから以下のコマンドを入力していきます。

コマンドの中には途中で「続行しますか [Y/n]?」と聞いてくるものもあります(apt-get系)。
かならず「y[Enter]」と入力して続行させましょう。

 
$ sudo apt-get install git
$ git clone git://github.com/Gnucash/gnucash.git gnucash
 
2つめのコマンド、ちょっとばかり時間がかかります。
(必要なファイルを PC にコピーしているので仕方ないか。私の環境で10分ほどかかりました。)
現在の進行状況のパーセンテージが表示されるので、気長に待ちましょう。
 
2つめのコマンドが終了した時点で、現在の作業フォルダの下に「gnucash」というフォルダが作成されます。
 
gnucash フォルダに移動してから、残りのコマンドを入力していきます。
 
$ cd gnucash
$ git branch -t master refs/remotes/origin/trunk
$ git checkout master
$ sudo apt-get build-dep gnucash
$ sudo apt-get install libtool swig subversion libgnomeui-dev xsltproc
$ sudo apt-get install libdbd-{sqlite3,pgsql,mysql}


次に、インストールする GnuCash のバージョンを指定するのですが、指定方法が2つあります。
 
(1)
$ git checkout 2.4
 
このように入力すると、2.4系の最新のバージョンがインストールされるようです。
(この記事の時点では 2.4.11 が最新。)
 
(2)
$ git checkout 2.4.10
 
バージョンの3つ目の数字まで指定をしたい時には、このように入力します。
 
今回は最新バージョンを導入したいので、(1) の方法を用いました。


さて、後もう少しです。
 
$ ./autogen.sh
$ ./configure --prefix=(gnucash のインストール先の path) --enable-compile-warnings --with-html-engine=webkit --disable-error-on-warning
 
この長ったらしいコマンドは、カッコの部分に書いてあるように「gnucash のインストール先」を指定します。
--prefix の部分は例えば以下のように指定します。
--prefix=/usr/bin/gnucash2.4


いよいよビルドのクライマックスです。
 
$ make
$ sudo make install


これでビルドは完了しました。
 
・7.30 追記
ビルドが完了したら、当初の作業フォルダ下の「gnucash」フォルダは削除して構わないようです。


実行するには以下のコマンドを入力します。
 
$ /usr/bin/gnucash2.4/bin/gnucash
(gnucash のインストール先が「/usr/bin/gnucash2.4」の場合。)
 
起動に成功したところ
(ちゃんと起動して、Windows 版と同じファイルも読めました。)
 
無事に Windows 版と同じファイルが読めました。
 
バージョン表示
(クレジット表示画面です。バージョンが 2.4.11 になっていますね。)


これで「めでたしめでたし」と行きたいところですが、いくつかおかしな所もあります。
 
(1) 起動時に「デフォルトの値が見つかりません」というダイアログが表示される。
 
「デフォルトの値が見つかりません」ダイアログ
(単にデータファイルがデフォルトの位置と違う場所にあるからかな、と思ったのですが、違いました。)
 
「設定」 → 「進む」 → 「検索パスを更新する」を選択して「進む」 → 「GnuCash で検索パスを更新する」を選択して「進む」 → 「適用」
 
とすると起動するのですが、終了して再度起動しても同じダイアログが出てしまいました。
 
で、試しに「ヘルプ」を押してみたところ、「'gnucash-docs' パッケージがインストールされていないのでしょう」と表示されたので...
 
$ sudo apt-get install gnucash-docs
 
をやってみたのですが、ダイアログが出ないようにはなりませんでした。
 
とりあえず、GnuCash が一旦正常に起動するようになったならば、ダイアログが出ても「スキップ」をクリックすることで正常に起動することがわかったので、とりあえずそうしています。


(2) ランチャーに登録してもそこから起動しない
 
ターミナルから GnuCash を起動して、ランチャーに表示されたアイコン上で右クリックし、「Launcherに登録」をクリックすると、GnuCash のアイコンがランチャーに登録されます。
 
「これで次からは面倒なコマンドを叩かなくてすむ」と思ったのですが、アイコンをクリックしても GnuCash が立ち上がって来ません。
 
これはもしかすると上の (1) の問題とも関連しているかもしれないので、ちょっと解決策はわかりません。
(リンクを作ってデスクトップにでも置くか。)


これで今度は Windows 版の方がバージョンが古くなったわけですが、試してみたところ Windows 版でも問題なくファイルを開くことができたので、Windows 版の方はバージョンアップせずにこのままでいこうと思います。


Ubuntu 上でのソフトウェアのビルドを今回初めて体験したわけですが、事前に想像していたのよりはずっと簡単でした。
 
もちろん「自分でソースを修正してビルド」とかになると、話はまた違ってくるんでしょうがね。
 
ほんのちょっとだけではありますが、前へ進めたのかな?


結論:もうビルドなんてこわくない! (ほんとか?


・7.26 追記
デスクトップにシンボリックリンクを作りました。
 
$ ln -s /usr/bin/gnucash2.4/bin/gnucash ~/デスクトップ/gnucash
(gnucash のインストール先が「/usr/bin/gnucash2.4」の場合。)


・7.30 追記
今日、2,3日ぶりに Ubuntu 上の GnuCash を起動したら、「デフォルトの値が見つかりません」というダイアログが出ませんでした。
なにか設定をいじったわけではなく、まったく原因がわかりません。
 
もしかすると、ここ2,3日の間のアップデートによって必要な設定やファイルが設定されたのかもしれません。
とにもかくにもおかしな点が1つ解消されたわけで、良としましょうか。

2012.07.15

WineでCD-ROM版"新潮文庫の100冊" 2012年夏編

今日はちょっとした用事で京都まで行ってきました。
京都といえばまもなく山鉾巡行です(17日)。元気があればついでにちょっと覗いてきたかったのですが、あまりの暑さに参って、早々に退散するはめになってしまいました。


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新 PC 上の Ubuntu 12.04 に Wine を入れました。

ここで言う「Wine」とは、Microsoft Windows 用のソフトを、Unix 系の OS 上で直接動かせるようにするための仕組みのこと。
ぶどう酒のワインのことではありません。

 
元来 Wine というのは、どうやら「Windows 用のゲームを Unix 上で動かしたい!」という欲求から生まれているらしいのですが、私が Wine で動かしたい Windows 用のソフトは主に2つ。
 
1.エキスパンドブックブラウザ
2.Microsoft Money
 
両者とも旧 PC のときからチャレンジしているのですが、なかなかうまくいきません。
そして今回は、上記のうちの「1」のお話です。


CD-ROM版 新潮文庫の100冊」が Windows 2000 まででないとちゃんと見れないので、なんとか Wine を使って Ubuntu 上から見れるようにして、Windows 2000 を引退させたい!
 
といったところから始まったこのチャレンジ。
主に過去に2回記事にしています。
 
2010.07.25 Wineでエキスパンドブック動作成功、しかし...
2011.04.07 WineでCD-ROM版"新潮文庫の100冊" 2011年春編
 
1回目の記事が「エキスパンドブックは動いたけど文字が90度横向きになっちゃった」で、2回目の記事が「なんとか文字の向きは正しくなったけど、画面最上段の文字が欄外にはみ出しているように見える」というもの。
 
これ以上は私にはちょっと無理かなーって思っていたのですが、そこに思わぬ情報が。
 
Wine の新しいバージョンである 1.4 では、日本語の縦書きフォントをサポートするようになった
 
おっ! これはもしかして...
 
早速この記事時点での最新バージョンである Wine 1.4.1 をインストールしてみます。

「Ubuntuソフトウェアセンター」からも Wine はインストールできますが、バージョンが最新ではない場合があります。
最新の安定版(Stable)を使用したい場合は、以下の手順でインストールしてください。

 
Wineの公式サイトから「Download」をクリック。
・「Download Ubuntu packages」をクリックすると、インストール方法の説明ページが開く。
・「Ubuntuソフトウェアセンター」を起動し、メニューから「編集」-「ソフトウェアソース」を選択。
・「他のソフトウェア」タブを選択し、「追加」ボタンをクリック。
・「ソースに追加したいリポジトリの、完全な APT ラインを入力してください」という画面の「APTライン」欄に、以下の文言を入力して、「ソースを追加」ボタンをクリック。
ppa:ubuntu-wine/ppa
・インストール方法の説明ページに戻って、「Installing Wine:」という段落にある、「click this link to install the wine1.4 package.」というリンクをクリック。
※注意:すぐ上にある「wine1.5 package」のリンクは、安定版(Stable)ではない開発版(Development)のインストール用です。
 
これで自動的に Wine のインストールが行われます。
 
Wine のインストールが完了したら、念の為に Wine テスト用のユーザを作成して、以後はこちらのユーザで作業することに。
(試行錯誤すると思うので、なにかトラブルがあった場合でも、メインのユーザの環境に影響を与えたくないので。)
 
続いてエキスパンドブックブラウザ(Ver.1.7)をインストール。
(bbj_17.exeを右クリック、「別のアプリで開く」-「Wine Windows Program Loader」をクリックで Windows 用のインストーラーが起動します。)

エキスパンドブックブラウザはVOYAGERの製品ですが、既にダウンロードできなくなっているようです。
私は過去に Windows 用最終版の Ver.1.7 をダウンロードしてありましたが、持っておられない方は新潮文庫のCD-ROM内からインストールできるバージョンを使用して下さい。

 
Wine、エキスパンドブックブラウザ共に特に調整などを行わず、そのままエキスパンドブックブラウザを起動して、「CD-ROM版 新潮文庫の100冊」を読み込んでみました。
(エキスパンドブックブラウザを Wine の「Windows 2000モード」で動かす設定をしたくらい。)
 
一応断っておくと、以前にも記事にした通り、現在使用している Ubuntu 12.04 は以前の環境からのアップグレードではなく「新規インストール」したものなので、Wine 関係の過去記事で行ったような設定の変更は一切行われていない状態です。
 
まずは最初のガイドブック画面。
 
ガイドブック画面
(最初のタイトル画面は(フォントの種類は別にしても)正しく表示されていますね。)
 
次に目次画面。
 
目次画面
(フォントのインストールとかしていないのに文字が横倒しになっていない! しかし...)
※クリックすると拡大画像(645x511)を表示します。
 
2回目の記事(2011.04.07)でやっているような Windows フォントのコピー作業を行わなくても、縦書きの文字が横倒しになったりしていません。
「日本語の縦書きフォントをサポート」というのはこのことなんでしょう。
 
しかし画面最上段の文字が表示欄外にはみ出してしまって見えなくなる現象は直っていません。
 
目次項目の上にかぶさっている青い網掛けについて、目次項目の一番下の文字と網掛けの最下部との間にどれも空白があることから、本来の文字の位置はこの網掛けの位置ではないかと思われます。
 
「有島武郎」「石川淳」のところにある「ふりがな」の位置を見ても、目次項目は本来もう少し下の位置から表示されるべきものなんでしょう。
 
うーん、残念。


ちなみに新 PC 上の Ubuntu で操作した感じですが、ページめくりなどの動きも Windows 上で直接動かした時とそれほど遜色無いように感じました。
(旧 PC では、結構反応が悪かった。)
 
それだけにこの「画面最上段の文字のはみ出し」が残念でなりません。
Wine の今後のバージョンアップで直ることを期待したいです。
 
ちなみに、「画面最上段の文字のはみ出し」が小説本文を表示させている状態ではどう見えるかがこちら。
 
羅生門 冒頭
(芥川龍之介の「羅生門」冒頭です。青空文庫にも収録されているからパブリックドメインになっているはず。)
※クリックすると拡大画像(643x509)を表示します。


それ以外では、CD-ROM 付属のフォント「秀英太明朝(dnp3sin1.ttf)」を 「C:\Windows\Fonts フォルダ」(~/.wine/dosdevices/c:/windows/Fonts)に入れても使用されないこと。
(Windows って、Fonts フォルダーにフォントを入れるだけでよかったよね?)
 
これはおそらく、2回目の記事(2011.04.07)で行なっている方法で解決できると思われますが、全ユーザ共通のディレクトリ(/usr/share/fonts/trutype)に入れる必要があるので、今回はとりあえず見送り。


聞くところによると、縦書き表示に関する問題は日本語特有の問題なので、他の言語を使用する開発者にこの問題の重要性を理解してもらうのが難しいのだとか。
 
もちろん Wine の開発者の中には日本人の方もおられます。今回の「縦書きフォントに対応」の件は、その方が大活躍された結果だと思います。感謝。


エキスパンドブックに関して言えば、エキスパンドブックブラウザ以外に、同じVOYAGER社の「T-Time」で見れるはずなんです(本文テキストのみ) − データが暗号化されていなければ。
※最新の T-Time Ver.5.5 は Windows 7 に対応しています。
 
「CD-ROM版 新潮文庫の100冊」の場合は、著作権が切れていない作品も収録する関係上、データが暗号化されているのも今日見れない理由の一つなんですね。
(大きな声ではいえませんが、プログラミングができるならば、データの暗号を解読するのは比較的...)
 
それにしても、ちゃんと対価(※結構高かった)を払って購入したものが販売者側の都合で読めなくなるなんて...って、これって最近話題の電子書籍でも下手したら十分ありうることですよ!


結論:以前も書いたけど、「Wine でエキスパンドブック」なんて、どれだけ需要があるのか疑問

2012.07.05

IDEOSをWindows Phone風にしてみた

昨日の CERN のヒッグス粒子(とみられる現象の)発見に続いて、今日は上野動物園のパンダ、シンシンが出産したとのこと。
文字通り「天と地」ほどかけ離れたニュースですが、いやー、2日続けてめでたい。
(CERN のトップページが「Higgs within reach」だって。)


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なんか聞くところによると、Windows 8 の発売が近づいて関係のニュースが多くなるに連れて、au の Windows Phone である IS12T の売れ行きが伸びているんだとか。
(少なくとも白ロムの販売は増えているらしい。)
 
私はタブレットでない PC に関しては、Windows 8 のメトロ UI(※User Interface) は少なくとも業務用にはどうなんだろうかとも思っていますが、タブレットや Windows Phone のメトロ UI については興味ありありです。
(ちっちゃなアイコンがずらずらっと並んでいる、Android や iOS の UI はあまり好きではない。)


と、そんな時に以下の記事を目にしました。
 
ウインドウズフォンだと思ったかい? 残念! 『Launcher 7』でした! - TABROID
 
Launcher 7 とは、Android スマートフォンにおける「ホームアプリ」とか「ランチャー」とか呼ばれるアプリの一種で、見た目も操作も Windows Phone そっくりにしてくれるのだとか。
 
記事の最期に「対応機種:Android2.1以上」とあるので、Android 2.2.1 の IDEOS でも使えるかもしれないなぁと思いつつ、Google Play の Launcher 7 のページを見てみると、
 


このアプリはお使いのNTT docomo
HUAWEI Ideosに対応しています。  
 

と表示されているじゃないですか!


というわけで、速攻で入れて設定してみました。
(設定画面は英語ですが、TABROID の記事を参考にすればそんなに難しくないかと。)
 
Launcher 7 の画面
(タイルが全体的に左へ寄っているから、Windows Phone 7.5 形式ですね。)
※このスクショを撮るために、Android 開発環境を入れました。
 
IDEOS は画面が小さい(QVGA 320x240)ため、タイルが1画面に3行2列しか入りませんが、ぱっと見た感じはまさしく Windows Phone。
 
画面の外にあるタイルを表示させるには、Windows Phone の操作そのままで、画面を上下にスクロールさせます。
 
少し上にスクロールさせたところ
(少しだけ上にスクロール。Android と違って、ページ単位でスクロール停止しないのね。)
 
非力な IDEOS ですが、スクロールのスムーズさは驚くほど。
 
画面右上の「→」マークをタップするか、左にスワイプすることでアプリ一覧画面(ドロワー)を表示します。
 
アプリドロワー画面
(縦一列のアプリドロワー画面。アプリの名前の1文字目ごとにまとめられています。)
 
ドロワー画面の表示順ですが、アプリの1文字目が以下の順に並んでいるようです。
・数字
・アルファベット(大文字,小文字の区別なし)
・カナ(ひらがな,カタカナの区別なし)
・漢字
 
カナはちゃんと五十音順になっているのですが、漢字は少なくとも読み方順ではありません。
(確認していませんが、よくある文字コード順じゃないかと推測。)
 
今回入れたのが無料版なので、画面最下段に広告が表示されています。
(上の画像ではぼかしてあります。)
広告なしの有料版は 160円 だそうです。
 
アプリのタイルをホーム画面に追加したい時は、このアプリドロワー画面で該当するアプリのアイコンを長押しします。
そうするとメニューが開くので「Pin to home screen」を選択します。
(追加されたアプリはホーム画面の最下段に追加されます。)
 
ドロワー画面のメニュー
(上から「ホームにピン止め」「一覧から削除」「アンインストール」です。)
 
ホーム画面の方でタイルを長押しすると、タイルの移動、削除、内容の変更などが行えます。
 
長押しで移動可になったタイル
(移動はこの状態でタイルをドラッグ。タイル右上のマークで削除、左上のマークで内容の変更。)
 
内容の変更は、アイコン、タイルの色、タイル内に表示する情報などが変更できます。
 
ホーム画面でメニューキーを押すと、設定関係のメニューが表示されます。
 
設定メニュー
(「Settings」は Android の設定画面、「Launcher 7 settings」は Launcher 7 の設定、後はまだ試していない(笑)。)
 
何から何まで Windows Phone を再現している Launcher 7 ですが、ただ一つ惜しいことに、ロック画面は Android のままなんですよね。
これは仕方がないのかもしれませんが。


Google Play のユーザーレビューを読んでみると「半年振りくらいに入れてみましたが」などとあるので、結構前からあったアプリなんですね。知りませんでした。
 
ところでメトロ UI のデザインについて Microsoft からクレームとかはないんでしょうか。
単に「眼中にない」扱いなだけなんでしょうか。
そこのところがちょっとばかり心配です。


この間から気になっていた Windows Phone (のメトロ UI)が、こんな形で手に入るとは思ってもいませんでした。
 
これでしばらく遊んでみて、また何かわかったら追記なり別記事なりにします。


結論:Ubuntu Phone の UI もオリジナリティあふれるものにして欲しい

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