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2011.12.13

そうなの!「全然いい」は昔からある言い方

手帳で予定を確認していたら、15日から「年賀郵便特別扱い始め」だと!
昨年末は退院したばかりだったので「凝ったデザインにできませんでした」と言い訳できたけれど、今年はそういうわけにはいかないよなぁ...
(「ヒッグス粒子が発見されたので」は理由にならないですか、そうですか。)


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なぜ広まった? 「『全然いい』は誤用」という迷信 - 日本経済新聞
 
この記事によると、昭和10年代までは「全然+肯定表現」が、当時の国語学者の論文や記事中に見ることができるということらしいです。
誤用とする意見は、「昭和20年代後半に急速に広がったのではないか」とあります。
 
私も以前「夏目漱石もそういう表現を使っている云々」という記事を読んだ記憶がありますが、基本的に誤用だと思っていました。
ただ、「全然いい」=「全然問題ない、いいよ」の略だと考えれば、そんなに目くじらを立てるべきものでもないかな、とも思っていました。
 
大体、「全然いい」が誤用だとした場合に、では正しい言い方ではどういうのかがちょっと思いつかないんですよね。
「まったくいい」がすぐに思いつくかもしれませんが、なんかしっくり来ません。
「まったく問題ない」なら文法的にはまったく問題ない(笑)んですが、「OKだ」という感情を直接表現できていません。
 
これが例えば最近目にする「役不足」の間違った使い方なんかの場合は、「それを言うなら『力不足』」とすぐに正しい言い方ができます。

役不足:その人の力量に比べて、割り当てられた役目が軽すぎること
力不足:その人の力量に比べて、割り当てられた役目が重すぎること
 
「全然いい」に対する「正しい言い方」がないのであれば、そういう感情を表現する「新しい言い方」として、「全然いい」もありかも...とも思ってはいたのですが。
 
これで晴れて明日からは、「全然いい」を使っても「全然いい」んですよね!


結論:ニホンゴムズカシイデスネ


・ちょっと長めの蛇足
「言葉の乱れ」と言われるものに関しては、私自身はわりと保守的な考えを持っています。
よく「言葉は生き物だ」とか「言葉は変わるものだ」と言って、誤用を肯定される方々がおられますが、それならば「どのような言い方をしようがOK」ということになってしまいます。
 
言葉というのは相手に伝わって初めて意味を持つと思います。
そのためにはある言葉について、相手との共通認識が必要です。
ある言葉について、相手が認識している意味合いと異なる意味で言葉を使うのは、そういう意味で「誤り」だと思うのです。
 
ただ、「言葉の変化というのは、生物の進化に似ているのではないか」とも思っています。
生物の進化では、数多くの突然変異が生まれた中から、環境などの試練に耐えたものだけが次代に子孫を残すことができます。
(本当はもっと複雑なんでしょうけれど、「たとえ」ということでご容赦を。)
言葉についても、数多く生まれた「新語」や「誤用」が、「年長者からの非難・指摘という試練」に耐えたものだけが、次代の日本語を作っていくのではないでしょうか。
 
生物について、もし環境などの試練がなく新たに生まれた突然変異が淘汰されないような場合、本来残るはずの強い種が埋もれてしまい、ずっと弱い種となってしまうかもしれません。
 
言葉についても、より優れた日本語を次代に残したいのであれば、「年長者からの非難・指摘という試練」は必須なのではないでしょうか。
 
年長者の方々、堂々と「若者言葉」を批判しましょう!
(ちなみに私は、まだまだ年長者じゃありませんよー念のため...)

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