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2010.06.27

LZH書庫よ、永遠に...

先週は会社の健康診断などと、ネタはあったのに、疲れて記事を書けませんでした...
(注目のメタボ検診は「70cm+α」。) ※「α」が2桁になるかについては、ノーコメント。


会社からの業務Mailで知ったのですけれど、拡張子「.lzh」で知られる「LZH書庫」について、

「開発中止」
「業務目的では使わないようにして」

といった話が、統合アーカイバ ブロジェクトとUNLHA32.DLLの作者Micco氏のサイトに掲載されています。
LZH 書庫利用における危険性について
お知らせ

Windows自体にZIP書庫作成機能がついてから、LZH書庫はあまり使ってはいませんでしたが、少なくとも日本国内においては、ちょっと前まで「事実上の標準」であったLZH書庫が「なくなるかもしれない」と聞いて、びっくりしています。

「あまり使わなくなった」とはいえ、LZH書庫で保存しているものも多数あるので、とりあえず最新版(UNLHA32.dll Ver.2.66a)は確保しておきたいと思います。


今回の問題は、「アンチウイルスソフトが書庫ファイル(LZH書庫に限らない)を処理するときに、細工をされた書庫の場合に、検疫をすり抜けられる恐れがある」というもので、書庫ファイルというよりアンチウイルスソフトの処理に問題があるということみたいです。

アンチウイルスソフトの問題なのに、なぜLZH書庫の開発を中止するのか?

Micco氏のサイトの説明から私が理解したところによると、こんなところのよう。
・ZIPや7zなどの書庫の処理に脆弱性があるとJVN/IPAが公表した
・LZH書庫も同様だと報告したのに「不受理」とされた
・LZH書庫を無視するなら、もう開発はしない


現在JVNが公表している情報「JVNVU#545953 複数のアンチウィルス製品に脆弱性」中の「JPCERT/CCからの補足情報」という欄に、
> これら 5形式のみならず LZH や ACE など、他の圧縮形式でも同じ問題が発生する可能性があります。
とあり、一応取り上げられているようです。

われわれくらいの年代のソフト技術者ならば、「代表的な圧縮書庫形式と言えば?」と問われれば、「LZH!」と答えるでしょうが、もしかすると最近の若い方はLZH書庫を知らなくなってきているのでしょうか?
なので、JVNが公表した当初はLZH書庫が抜け落ちていた??
指摘されても、「ん?LZH?なにそれ?」と思い、「不受理」にしてしまった???
もしそうであったならば、「時代が変わってしまった」のが、騒動の原因のような。


いわゆる「グローバル化」の影響を真っ先に受けるIT業界において、ほぼ日本だけで利用されてきたLZH書庫が、今まで生き残ってこれたという事実が、いかに多くの人に愛された技術だったかということを物語っているのではないでしょうか?

でも、もうそろそろ、退場する時期なのかもしれません。

今までありがとう!

結論:またひとつ、日本初の技術が消えていく...

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